コラーゲンや細胞の複合体でひざ関節を治療

SCAFFとは何かの説明

SCAFF(スキャッフ)とは、患者さま自身の脂肪から抽出した、関節治療に有効な液状素材のことを言います。脂肪の中にはコラーゲンや修復を促す細胞が豊富に含まれており、その複合体をひざ関節内に注射器で注入するという治療法です。
SCAFFを注入することで、関節内の潤滑向上や軟骨の保護につながるため、ひざの動きが滑らかになったり、痛みが軽減されたりする効果が期待できます。また組織の修復にも働くため、それによる長期的な改善を図ることが可能です。

SCAFF天然関節治療の特長

横田 直正 院長

SCAFF天然関節治療で期待できる関節の潤滑・保護・修復という作用が特に適応となるのが、変形性ひざ関節症です。ひざ関節症クリニックでは2015年からこの治療を行っていますが、進行期や末期の患者さまにもこの作用による効果を確認しており、再生医療学会でも報告済です[1]

ひざ関節の潤滑改善に加え組織も修復

SCAFF天然関節治療の作用

まずSCAFF天然関節治療には、関節の潤滑や軟骨の保護の作用があります。これは、軟骨の表面や関節を包んでいる膜状の組織に注入したSCAFFが付着することで、ひざの滑りが良くなったり、軟骨への負荷が軽減されるというイメージです。
ただ、薬物のような一時的な効果だけではなく、長期的な効果も期待できるのがこの治療。それについては、関節内に注入した後にSCAFFから分泌される物質が関係していると考えられます。例えば、組織の修復に必要な細胞を呼び寄せたり増殖させたりするシグナルを伝達するサイトカインや、そういった反応を促進させる成長因子などのタンパク質類があげられます。

横田 直正 院長

サイトカインが組織の修復に働く反応として、治療後のひざには痛みや腫れ、熱感が生じることがあります。ただこれらの症状は正常な反応。数日で収まり、徐々に効果が現れてくるでしょう。

”細胞の足場”という考え方

スキャフォールドがあることで関連する細胞

細胞を増殖させる信号を伝えたりそういった反応を促進させるとお話しましたが、組織の修復においてそれだけでは十分とは言えません。実際に細胞の増殖は、細胞間をつなぐ”細胞の足場”と言われる物質が重要とされています[2][3]。その物質がSCAFFには含まれているため、関節内でも細胞同士が関連し合いながら組織の修復に働くことができると考えられるのです。

治療の流れ

  1. 脂肪の採取
    お腹から50mL(片ひざ分)の脂肪を採取します。
  2. SCAFFに加工
    専用の機器ですぐにSCAFFを精製します。
  3. ひざに注射
    注射器で関節内に注入します。

横田 直正 院長

脂肪の採取というと大きな手術を想像されるかもしれませんが、局所麻酔で30分ほどで終わる処置ですのでご安心ください。また、SCAFFの加工も院内に機器を備えておりますので、20分ほどお待ちいただければすぐに治療を行うことができます。

料金

東京ひざ関節症クリニックの診療について

東京ひざ関節症クリニックでは、より良い治療法がいち早く変形性ひざ関節症の方の選択肢となるよう、自由診療にてご提供。そのため、費用については保険適応外となります。

  • 先進的な治療を導入
    保険収載前の治療をいち早く提供
  • 完全予約の少人数制
    予約制で診察や治療前の待ち時間を解消
  • 日帰り治療
    入院の必要がない治療法なので日帰り可能
  • メール相談無料
    来院前に気になる点などを気軽に相談可能

料金表

※当院の価格は全て税抜きで表示しております。

  • 初診料
    ¥3,000医師による問診・診察
  • SCAFF
    天然関節治療
    • 定価
      片ひざ
      ¥780,000
      (保管料含む)
      ※両ひざは40万円追加
    • モニター
      片ひざ
      ¥624,000
      (保管料含む)
      ※両ひざは24.4万円追加

情報提供を行った医師の紹介

東京ひざ関節症クリニック 新宿院院長 横田直正

新宿院院長横田直正

  • 保有資格

    日本整形外科学会認定 専門医

    日本リウマチ学会認定 専門医

    日本医師会認定 産業医

  • 所属学会

    日本整形外科学会

    日本リウマチ学会

    日本再生医療学会